「命の時間」大切な人と過ごせる時間は「愛」そのもの

「命の授業」

13年前に訪れた福岡県。

絵本を使った「命の授業」で難病の息子と一緒に

初めて訪れたあの場所に、

今月再び訪れることが出来ました。

 

前回は、息子と一緒に初めての土地を

歩きました。

もしかしたらこれが

息子と歩く最初で最後の福岡かもしれない。

だんだんと進んでいく息子の難病。

今は笑って隣にいるのがあたりまえだけれど、

一瞬でこれが消えるかもしれない。

そう思いながら、

命の授業に向かったことを思い出します。

 

 

そんな思い入れのあるこの場所に

今回は

私一人で訪れました。

 

そうなんです。

今回の目的は、滝行。

お坊様でもある信頼している方から

とても良い滝を教えていただき

滝に入るための手順なども含め

体験しにきたのです。

滞在中は、

滝行が主ですが、

そのほかの時間は、

福岡にある神社様や名物などを

いただき、北海道とは全く異なった文化や気候に触れ、

自分の在り方や心を清める

素晴らしい旅となりました。

13年ぶりの福岡の旅

思い出せば、13年前は

息子は11歳。ポンぺ病という難病を持ち、

発達障がい、自閉症スペクトラム、癲癇、があるので

いつ歩けなくなるか、転ばないか、

パニックにならないか、

いつ走り出すか、癲癇発作が起きるか、など

常に息子を思いながら

この地を歩いていた私がいます。

この一瞬一瞬は奇跡だ。

いつ失うかわからない。大切に過ごしたい。

だから、沢山笑って

沢山経験させてあげたい。と

思っていたことも蘇ります。

とても懐かしい。

今では息子は24歳となりました。

20歳まで生きられるかわからないと

告げられていた病気。

 

息子はいまでも

奇跡を起こし続けて

生きてくれています。

そして、私の手はもう必要がないようで

自分の言葉で周りにお願いをし

できないことは助けてもらったり

逆に誰かを助けたりしている姿に

ホッとするような

心配なような・・・いろいろな気持ちになりますが、

離れていても、

彼が望んだ時には

必ず手を差し伸べられるような

自分でありたい。そう思っています。

 

ずっと手をつないて

歩いていた福岡の太宰府天満宮。

あの頃から比べると

わたしよりも背が高くなり、

手をつなぐ必要もなくなりました。

 

 

難病があっても

障がいがあっても

ひとりひとりの人生の歩みがあり

自律、自立、魂の成長があります。

 

あとどれくらい

私は生きられるのだろう。

 

自立していく喜びと同時に

ちょっとした寂しさもあります。

 

そして、

大好きな両親も、

実家に戻るたびに年齢を重ね、耳が遠くなっていたり

忘れることが多くなっている姿を見て

 

それこそ一緒に笑える時間や

一緒に旅に出かける回数は、残り、もう

そんなにないかもしれない、と思うと、

一緒にいられる時間を大切にしたいな、と

心から思います。

 

私たちは、

本当に大切な人や愛する人と

 

何気ない会話をしたり、

泣いたり笑ったり、感動したり、

愛を伝えあったり、触れ合ったりという

大切な時間を過ごすことが

本当にかけがえのない貴重なことなのに、

 

実際には自分にとって

そこまで大切でない人や

そこまで大切に思えない仕事のために

己のかけがえのない命時間を使い

 

自ら苦しみの中に入っていることは

少なくないです。

 

大切な人、愛する人と過ごす時間は

おそらくそんなに

長くは残っていないものです。

とある調査では、

親子で過ごせる生涯の時間は

 

母親は、約7年6ヶ月

父親は、約3年4ケ月

 

とも言われているようで

本当に長い人生の中のほんの数年。

 

そして、

夫婦やパートナーが

一緒に過ごせる時間は

 

さらに短くなって

1年と62日と21時間、だそう。

 

この俗世で過ごす

私たちにとって一番大切なのは「時間」

 

だからこそ

大切な「命の時間」を

誰と一緒に過ごすか、

どこでどんな時間を過ごすか、を

私たちはもっと意識することが大切ですし、

 

大切な人と過ごす

大切な時間は

 

私たちが

「そもそも愛の存在だった」

ことを思い出す時間になります。

※音声でお聞きになりたい方はこちらからどうぞ。

クリック↓

standエフエム

本やセミナーで「愛」について

学びを深めることも大切ですが、

 

それと同じくらい、

 

本当に大切な人や愛する人と、

大切な時間を一緒に過ごすこと。

この体験が

何よりの宝物になります。

なぜなら、

その命の時間こそが

私=愛、魂の源、かけがえのない神の子

であることを

思い出す時間になるからです。

 

もちろん、人は

いろいろな事情がありますから、

家族や親や子どもと

縁遠くなることもありますが

必ずしも血縁だから、

母だから!とこだわる必要はありません。

 

心からの繋がりを感じられるパートナーや友人、

魂のご縁が強い方、

信頼できる仲間との時間を

大切にしてみてください。

 

人と心からの繋がりを持つためには、

内なる自分と繋がっている必要があります、

 

日々の呼吸や意識、魂の声・・・

いつも内なる自分と繋がることを

意識してください。

 

内なる自分と繋がっている時

私たちは大切な人とも心から繋がれますし、

 

そここそが

愛の源であって、物理的に離れていても

決してひとりではないということ。

 

ひとりではないと感じられたとき

最大の力と最大のインスピレーションを

得られる場であり、

奇跡を起こすことになります。

 

今回の福岡の滝行滞在も

とても大切な体験、

そして信頼している方とのかけがえのない時間を

大切に過ごしたいと思います。

 

あなたは、今日の話を聞いて

どんなことを感じましたか?

改めてどんな人生を

歩みたいですか?

ぜひ、教えてくださいね。

こちらから↓クリック

それでは皆様、愛しております。

繋がってくださり、ありがとうございます。

※音声でお聞きになりたい方はこちらからどうぞ。

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五感で感じることがとても大切です。

 

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